LINEのスマートスピーカー「WAVE」の使い方(1)

LINEのスマートスピーカー「WAVE」は、 日本語に対応している最初のスマートスピーカー製品です。 スマートスピーカー「WAVE」には、LINEとNAVERが共同開発したクラウドAIプラットフォームの「Clova(クローバ)」が搭載されており、 音声認識技術とAI(人工知能)を用いて、音声による命令、指示、話しかけなどに日本語で対応することができ、 音楽の再生や他の機器のリモート操作などを音声で指示することができます。

スマートスピーカーはAmazon EchoやGoogle Homeが米国などで発売されていますが、日本語対応の製品はありませんでした。 しかし、WAVEの先行体験版(10,000円)が2017年8月に発売され、秋には本製品(15,000円)が発売されます。
先行体験版は利用できる機能が限定されていますが、アップデートにより本製品と同等の機能を持つことができます。
また、2017年冬にはディスプレイを搭載したスマートディスプレイ「FACE(フェイス)」も発売される予定であり、 更に、カジュアルなデザインが特徴の「CHAMP(チャンプ)」も発売されます。

<追記>
WAVEの正式製品版は10月5日に14,000円(税抜き)で発売されました。
正式製品版の発売と同時に製品の名称は「Clova WAVE」に変わりました。

WAVEの形状は以下の図1のように円筒形をしており、音声を捉えるマイクロフォンと音楽や音声を流すスピーカーが搭載されています。 上面と下面にはWAVEの動作状況を知らせるLEDが配置され、 側面(図1の右側)にはマイクのON/OFFボタン、電源ボタン、電源用USBケーブル端子が備えられています。

Clova(クロヴァ) また、WAVEの設定を行ったり、WAVEの状態・情報を知るには、専用アプリの「Clova」を使用します。アイコンは右図に示してあります。
このアプリはGoogle PlayやApps storeからダウンロードできるので、 スマートフォンにインストールしておけばWAVEの設定を行った後にWAVEの状況を把握する事ができます。

以下では、スマートスピーカー「WAVE」の概要、特徴や使い方を紹介していきます。
特に、使い方については、先行体験版を入手したので初期設定や注意点などについて具体的に紹介していきます。

図1 LINEのスマートスピーカー「WAVE」

LINEのスマートスピーカー「WAVE」 LINEのスマートスピーカー「WAVE」


<最新情報>
ニュースの要約を音声で読み上げてくれる
2017年9月27日にClovaがバージョンアップされてニュース機能が追加されました。 先行体験版の「WAVE」で最新のニュースやジャンルごとのトップニュースの要約を音声で読み上げてくれます。
 ・ニュースを教えて
 ・エンタメニュースを教えて
 ・芸能ニュースを教えて
 ・暮らしのニュースを教えて
 ・おもしろニュースを教えて
など対応するニュースジャンルは、総合、エンタメ、国内、スポーツ、経済、海外、ネット・IT、ファッション、暮らし、グルメ、 アニメ・ゲームのように多数あります。

テレビのリモート操作が可能に!
2017年9月20日にClovaがバージョンアップされて音声リモコン機能が追加されたので、 次のように音声でテレビを操作できるようになりました。
 ・テレビをつけて
 ・テレビを消して
 ・テレビのチャンネルを変えて
 ・テレビを○チャンネルに変えて
 ・テレビの音量を上げて/下げて
などが可能です。

占い機能、人物検索機能も追加!
2017年9月20日のClovaのバージョンアップでは、
毎日の運勢が気軽にチェックできる占い機能
有名人や歴史上の人物について教えてくれる人物検索機能
なども追加されました。


<関連ページ>
2017年10月6日に発売された日本語対応のスマートスピーカー「Google Home」の概要や設定方法、使用した結果などについて紹介;
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LINEのスマートスピーカー「WAVE」の概要

WAVE」は、 LINEとNAVERが共同開発したクラウドAIプラットフォームの「Clova(クローバ)」を搭載した日本語対応のスマートスピーカーです。
図1に示したような形状をしており、話しかけると音声で会話したり、音楽を再生したり、ニュースや天気などのサービスを聴くことができます。 更に、家庭内の家電機器のリモート操作などを音声で行うことができます。

WAVEには20Wのウーファー1台と5Wのツウィーター2台が搭載されており、ノイズキャンセリングマイクが4台搭載されています。
電源は12V/2.1Aであり、USB接続の電源アダプタが付属していますが、5000mAh/3.8Vのバッテリーも内蔵されています。 従って、100V電源が無いところでもWAVEを使用することが可能です。

次に、WAVEは図2のように、Wi-Fiホームネットワークに接続され、 インターネットに接続されます。
音楽を再生する時の音楽コンテンツはインターネット上から配信されてWAVEのスピーカーから流れます。 例えば、LINE MUSICのコンテンツと連携できるようになっているので、希望の曲をストリーム再生することができます、

また、スマートフォンとはBluetoothで接続されるので、初期設定でWAVEとスマートフォンのペアリングを行っておく必要があります。 WAVEの初期設定や設定の変更などは専用アプリをスマートフォンにインストールして行いますが、 専用アプリの「Clova(クローバ)」は先行体験版のリリース時にGoogle PlayやApps Storeから無料で提供されました。

WAVEと他の機器との連携については、Amazon Echoなどと同じように連携機能を重視しています。
AIプラットフォームのClovaと他の機器・デバイスやアプリをつなぐためのインターフェイスを用意して、 パートナーやサードパーティーと連携してプラットフォームを拡大していくことになっています。
特に、国内製品なので国内企業との連携や、LINE MUSICとの連携などに特徴を生かせるので期待されています。

図2 LINEのスマートスピーカー「WAVE」とホームネットワークの関係

LINEのスマートスピーカー「WAVE」とホームネットワークの関係




LINEのスマートスピーカー「WAVE」の設定

WAVEの初期設定や設定の変更などは専用アプリの「Clova(クローバ)」を用いて行います。 また、Clovaを利用してWAVEの各種情報をスマートフォンで確認する事ができます。
以下では、WAVEを立ち上げて初期設定や基本動作を確認するまでの手順を紹介していきます。 なお、以下に記載した手順は先行体験版を用いて行っていますが、本製品も同様の手順になると予想されます。

@ WAVEの電源を入れる
WAVEに付属している電源アダプタとUSBケーブルを用いて、100Vコンセントにつなぎます。 電源スイッチを入れるとWAVEは自動で立ち上がり、専用アプリを用いて設定を行うようにアナウンスされます。

Clova(クローバ) A アプリのインストール
WAVE用の専用アプリ「Clova(クローバ)」(右図)をGoogle PlayやApps Storeからスマートフォンにダウンロードしてインストールします。

B アプリ「Clova」で設定開始
Clovaを起動するとログイン画面が表示されるので、LINE IDを使ってログインします。 LINEアプリを既に使用していれば、自動でIDを認識するので、WAVEの設定が開始されます。

C WAVEの初期設定
Clovaでログインしたら、WAVEの初期設定が自動で始まります。 指示に従って順にタップしていけば、以下のように問題なく初期設定が行われます。

D WAVEの発見(図3)
WAVEの電源が入っていれば、WAVEが図3のように自動で見つかります。

E WAVEとスマホのペアリング(図4)
WAVEとスマートフォンはBluetoothで接続されるので、WAVEが見つかると、図4のようにペア設定の画面が表示されます。 「ペア設定する」をタップすればペア設定が自動で行われ、接続ができるとWAVEの上面と下部のLEDがオレンジ色で点滅します。

図3 WAVEの発見

WAVEの発見

図4 ペアリング設定

ペアリング設定

F WiFiネットワークとの接続(図5、図6)
続いて、WAVEをホームネットワークのWiFi(無線LAN)に接続するために、 図5のように、WiFiネットワークを選択する画面が表示されます。 使用する(接続する)WiFiのSSIDを選んでから、そのパスワードを入力すると、図6のようにWiFiへの接続中が表示されます。

G WiFiへの接続終了(図7)
WAVEがWiFiに接続されると、図7のように、「WAVEは利用できる状態です」と表示され、音楽がランダムに再生されます。

H 位置情報(図8)
続いて、位置情報へのアクセス許可を求めるポップアップが図8のように表示されるので、「OK」をタップします。 位置情報は「WAVE設定」画面で後から変更することもできます。

I 音声指示を試す(図9、図10)
続いて図9や図10のように、WAVEに話しかけてみる画面が表示されるので、話しかけてみます。 これで初期設定は終了します。

図5 WiFiネットワークとの接続

WiFiネットワークとの接続

図6 WiFiネットワークとの接続

WiFiネットワークとの接続

図7 WiFiへの接続終了

WiFiへの接続終了

図8 位置情報

位置情報

図9 音声指示を試す1

音声指示を試す1

図10 音声指示を試す2

音声指示を試す2



WAVEの設定確認・変更と情報確認

J WAVEの設定画面(図11、図12)
WAVEの設定が終了すると、Clovaアプリには図11(上側)と図12(下側)のような各種設定画面が表示されます。
図11の設定画面では、WiFi、Bluetooth、呼び名、ランプなどの各種設定の確認と変更が行えます。
また、図12のように、スピーカーの音量をスマートフォンで変えることができます。

K 呼び名の変更(図13)
図11で「呼び名」をタップすると、WAVEに話しかけるコマンドワードを変更できます。 デフォルトでは、「Clova(クローバ)になっていますが、「Jessica(ジェシカ)に変えることもできます。

L 各種情報の表示(図14)
図11(又は図12)の右上の「歯車アイコン」をタップすると、図14のように、WAVEの各種情報を表示できます。
なお、右上の「WAVEアイコン」をタップすると、WAVEの各種設定を確認・変更する画面(図11、図12)を表示できます。

図11 WAVEの設定画面1/2

WAVEの設定画面1/2

図12 WAVEの設定画面2/2

WAVEの設定画面2/2

図13 呼び名の変更

呼び名の変更

図14 各種情報の表示

各種情報の表示



Clobaアプリのホーム画面と先行体験版

Clovaのホーム画面について
Clovaを用いてWAVEの設定を終了した後に、Clovaアプリを起動すると、図15と図16のようなホーム画面が表示されます。 ここにはWAVEを使ってどのような事ができるか事例がピックアップされています。
また、図15(又は図16)の右上の「WAVEアイコン」をタップすると、WAVEの各種設定を確認・変更する画面(図11、図12)が表示されるので、 WAVEの設定内容を後から変更することができます。
右上の「歯車アイコン」をタップすると、WAVEの各種情報を表示できる画面(図14)が表示されます。

先行体験版の機能について
2017年8月に発売された先行体験版では利用できる機能が限られています。
Clovaアプリのホーム画面(図15、図16)のように、
 ・音楽を再生する
 ・天気を聞く
 ・アラームをセットする
 ・曜日や時刻を聴く
などを音声で行うことができます。
しかし、他の機器・デバイスとの連携機能については秋に発売される本製品で利用できるようになっています。 なお、先行体験版はアップデートにより本製品と同等の機能を備えることができます。

図15 Clovaのホーム画面1/2

Clovaのホーム画面1/2

図16 Clovaのホーム画面2/2

Clovaのホーム画面2/2