PowerDVD 12、PowerDVD 13の使い方(2)
−スマートフォンとの連携−

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PowerDVDの高機能版である「PowerDVD 12 Ultra」及び「PowerDVD 13 Ultra」はブルーレイ・DVD・動画・音楽・画像等の再生や、 ホームネットワークに接続されたDLNA/DTCP-IP対応機器(デジタルTV、 BDレコーダー、パソコン、他)との連携ができるなど多くの特徴を持っていますが、 スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器と連携させることができ、更に便利な使い方ができます。
(以下では、「PowerDVD 12 Ultra」及び「PowerDVD 13 Ultra」は「PowerDVD 12/13」のようにまとめた表記にしてあります)

モバイル機器との連携を行うためのアプリとしては、
 PowerDVD Mobile
 PowerDVD Remote
が「 Power DVD 12/13 」と同じようにCyberLink社から提供されており、Android対応機器やiOS対応機器(iPhone、iPad等)で利用できます。

<最新製品情報>
PowerDVD 14の最新版 「 PowerDVD 15 」 が2015年4月14日より順次発売されました。 ダウンロード版は4月14日から配信開始され、上位版「PowerDVD 15 Ultra」の価格は10,926円(アップグレード9,074円)。


<製品情報>PowerDVD 14が新発売
PowerDVDの最新版「PowerDVD 14」が2014年4月に発売されました。
製品シリーズは、「PowerDVD 14 Ultra」、「PowerDVD 14 Pro」、「PowerDVD 14 Standard」の3種類であり、対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1です。

「PowerDVD 14 Ultra」が前バージョンの「PowerDVD 13 Ultra」(2013年4月発売) と同様にDLNAサーバー/クライアント機能やDTCP-IP機能を引き続きサポートしていますので、 以下で解説しているDLNAやDTCP-IP機能は「PowerDVD 14 Ultra」でも同様となります。
なお、「PowerDVD 14 Ultra」の新たな特徴は、H.265/HEVCの再生、クラウドサービスとの連携、モバイルアプリとの連携などがあります。

最新版では、PowerDVD MobileはPower Media Playerに変わっています。 「PowerDVD 14 Ultra」とアプリについては、下記のサイトをご覧ください。
サイバーリンク公式オンラインストア PowerDVD 14 Ultra 購入サイト

PowerDVD Mobile 「PowerDVD Mobile」は機器間相互接続方式のDLNAに対応していますので、 「PowerDVD 12/13」と連携してパソコン内の動画・音楽・画像(写真)などのコンテンツとモバイル機器内のコンテンツをお互いに共有して利用することができます。 更に、これらのコンテンツを他のDLNA対応機器で再生させるコントロール機能も備えています。
また、「PowerDVD Mobile」はパソコンのコンテンツをモバイル機器に保存する機能を持っているので、 コンテンツを持ち出して利用することができます。

PowerDVD Remote 一方、「PowerDVD Remote」は「PowerDVD 12/13」をモバイル機器でリモートコントロールする機能を備えており、 コンテンツの再生、停止などをモバイル機器の画面上のタッチ操作で行えます。
2種類の操作画面が用意されており、テレビのリモコンと同じような操作ボタンをタッチするタイプと、 パソコンのマウスポインターをモバイル機器画面のタッチ操作でリモートコントロールできるタイプがあります。

これらのアプリはGoogle Playからダウンロードできますが、使用するにはシリアル番号やパスコードが必要になります。 「PowerDVD 12/13」の高機能エディション「PowerDVD 12/13 Ultra」を購入すると無料で付属しており、 「PowerDVD 12/13 Ultra」のメニュー画面でシリアル番号やパスコードを知ることができるので、これらを入力すればアプリを使用できるようになります。

以下では、モバイル機器としてスマートフォンを使用して、「PowerDVD Mobile」と「PowerDVD Remote」 の使い方を紹介していきますが、タブレットの場合も同様な使い方となります。

<最新製品>
PowerDVD 14が新発売

PowerDVDの最新版「PowerDVD 14」が2014年4月に発売されました。 高機能版の「PowerDVD 14 Ultra」が前バージョンの「PowerDVD 13 Ultra」や「PowerDVD 12 Ultra」 と同様にDLNAサーバーやDTCP-IP機能を引き続きサポートしています。

PowerDVD 13がMiracastに対応
PowerDVD 13が2013年10月21日にアップデートされ、最新OSのWindows 8.1をサポートして、 高解像度ビデオやブルーレイ映画を特定の機器へワイヤレスでストリーミングすることができるMiracastに対応するようになりました。


<参考>
スマートフォン関連ページ:
DLNA対応スマートフォン
 DLNAに対応している製品やアプリを紹介。
DTCP-IP対応スマートフォン −デジタル放送番組の再生・ダビング−
 デジタル放送番組も扱える著作権保護方式DTCP-IPに対応している製品を紹介。
スマートフォンの使い方 −Wi-FiでPCやNASの動画・音楽・静止画を再生−
 Wi-Fiで接続するホームネットワークの構成例・各種設定や再生結果を紹介。

スマートフォン用DLNAアプリ「Skifta」:
スマートフォン用DLNAアプリ「Skifta」の使い方(1)−概要とクライアント機能−
スマートフォン用DLNAアプリ「Skifta」の使い方(2)
−サーバ機能とコントロール機能−

スマートフォン用DLNAアプリ「Skifta」の使い方(3)
−動画・音楽・画像(写真)の再生結果−

スマートフォン用DLNA/DTCP-IPアプリ「Twonky Beam」:
Twonky Beamでデジタル放送や動画を再生・視聴
Twonky Beamの使い方 −放送・ビデオ・画像・音楽のストリーミング再生をスマホで操作−





PowerDVD 12/13とスマートフォンの連携(接続・通信方法)

「PowerDVD 12/13」とスマートフォン(あるいはタブレット)を連携させるには、 スマートフォンに内蔵されているWi-Fi(無線LANの接続方式)を利用して、 「PowerDVD 12/13」がインストールされているパソコンと通信できるようにしておきます。
その方法としては、次の2つの手段があります。

(1)インフラモードで接続
パソコンを無線LANで構成されたホームネットワークに接続しておき、スマートフォンはWi-Fi機能をONしておくと、 両者は無線で接続されてお互いに通信できるようになります。
ホームネットワークの構成例や接続方法、設定方法などの詳細は、
スマートフォンの使い方 −Wi-FiでPCやNASの動画・音楽・静止画を再生−
のページで紹介していますので参照してください。

(2)テザリングを利用したアドホック接続
スマートフォンがテザリング機能を持っており、パソコンがWi-Fiを内蔵している場合は、 テザリングをONしておくとスマートフォンのWi-Fiを利用してパソコンとダイレクトに通信することができます。
(1)の場合は無線ルータなどの機器が必要となりますが、 この場合はパソコンとスマートフォンが直接に通信しあうことが可能です(アドホック的接続)。
従って、以下で紹介するアプリの「PowerDVD Mobile」や「PowerDVD Remote」の使い方は、 ホームネットワーク環境が無くてもパソコンとスマートフォンでそのまま利用できます。




PowerDVD Mobileの特徴と使い方

「PowerDVD Mobile」は動画・音楽・画像(写真)などのコンテンツを再生するだけでなく、DLNA機能を利用して「PowerDVD 12/13」 や他のDLNA対応機器との連携を行うことができ、次のような特徴があります。
 (1)プレーヤー機能:スマートフォン内のコンテンツを再生
 (2)クライアント機能:パソコン内のコンテンツをスマートフォンで再生
 (3)ダウンロード機能:パソコン内のコンテンツをスマートフォンに保存して持ち出せる
 (4)サーバ機能:スマートフォンコンテンツを「PowerDVD 12/13」やDLNA機器で再生
 (5)コントロール機能:DLNA機器間でのコンテンツ再生をスマートフォンで指示する
 (6)プッシュ機能:スマートフォン内のコンテンツをDLNA対応機器で再生させる

「PowerDVD Mobile」をスマートフォンにインストールして起動すると最初にシリアル番号の入力が要求されます。
そこで、「PowerDVD 12/13」のメニュー画面に表示される『ホームメディア(DLNA)』の中の『PowerDVD Mobile』をクリックすると、 画面内にシリアル番号が表示されるので、これを「PowerDVD Mobile」に入力します。
続いて以下の画面が表示されますので、この画面から各操作を行うことができます。
シリアル番号の入力は最初に一度だけ行なっておけば、次からはこの画面がすぐに表示されます。

「PowerDVD Mobile」のスタート画面
「PowerDVD Mobile」のスタート画面



スマートフォンの操作手順<各機能について>

(1)スマートフォン内のコンテンツを再生する<プレーヤー機能>
上のスタート画面で例えば『動画』を選ぶと、スマートフォン内の動画フォルダが以下の左側画面ように表示されるので、 いずれかを選ぶと右側の画面のように動画ファイルがサムネイル表示されます。

この右側のサムネイル画面は「100ANDRO」フォルダを選択した場合ですが、 この中にはスマートフォンで撮影した動画が保存されています。
続いて、いずれかのサムネイル画像をタップするとスマートフォンで再生が始まります。

スマートフォン内の動画フォルダ(左側)とフォルダ内の動画ファイル(右側)
スマートフォン内の動画フォルダ 矢印 動画フォルダ内の動画ファイル



(2)パソコン内のコンテンツを再生する<クライアント機能>
(1)はスマートフォン内のローカルメディアを表示して再生を行う場合ですが、 (1)の左側の画面で、画面上部のTVのアイコンをタップすると、「PowerDVD 12/13」 がインストールされているパソコンを選択する画面が以下の左側画面のように表示されます。

続いて希望のパソコンを選ぶと、「PowerDVD 12/13」で登録されている動画ファイルが右側画面のように一覧表示されますので、 いづれかの動画ファイルを選ぶとスマートフォンで再生が始まります。

パソコンの選択(左側)と保存されているファイルリスト(右側)
パソコンの選択画面 矢印 動画ファイルの選択画面



(3)パソコンのコンテンツをスマートフォンにダウンロード
(2)の操作で表示されるパソコン内コンテンツのサムネイルの中から、ダウンロードしたいファイルを長押しすると、 以下の左側画面のように、選んだファイルにはチェックマークが表示され、画面下部には4つの操作アイコンが表示されます。

この中の右端のアイコンをタップすると、右側画面のように画面上部にダウンロード中のアイコンが表示されて、 選んだファイルがスマートフォンにダウンロードされます。
ダウンロードした動画ファイルは、(1)の左側画面で表示されている『Movies』のフォルダの中に保存されます。
なお、ダウンロードする際に「PowerDVD 12/13」が動画のファイル形式をMP4/MOV(H.264 AAC) に自動変換してモバイル機器に保存します。

左側画面の4つのアイコンのうち、左端のアイコンをタップすると全ての動画ファイルを一括選択でき、 次のアイコンでは一括選択を解除できます。
3番目のアイコンは、選択した動画ファイルを他のDLNA対応機器で再生させる場合に使用しますが、 この使い方は以下の(5)で紹介しています。

パソコン内コンテンツの選択画面(左側)とダウンロード中の画面表示(右側)
ファイルの選択とダウンロード操作 矢印 ダウンロード中の画面



(4)スマートフォンのコンテンツをDLNA対応機器に配信<サーバ機能>
「PowerDVD Mobile」はスマートフォン内のコンテンツをDLNA対応機器に配信するサーバ機能を持っていますので、 ホームネットワークに接続されたDLNA対応機器でコンテンツを再生することができます。
以下の画面はパソコンの「PowerDVD 12/13」の画面例ですが、『ホームメディア(DLNA)』 に一覧表示されるサーバ機器の中に、「PowerDVD Mobile」がインストールされているスマートフォン「SO-03D」が表示されています。

この「SO-03D」を選ぶとスマートフォン内のフォルダに保存されているコンテンツを以下の画面のようにサムネイル表示できます。 この画面は『Video』を選んだ場合ですが、動画ファイルが一覧表示されています。
続いて、希望のサムネイルを右クリックすると操作内容が画面内に表示されるので、『再生』を選べば「PowerDVD 12/13」で視聴できます。
なお、サムネイルをダブルクリックすればすぐに再生することもできます。

また、操作内容の中の『ダウンロード』を選ぶと、スマートフォン内のコンテンツをパソコンにダウンロードして保存することもできます。

スマートフォンのコンテンツを配信して「PowerDVD 12/13」で再生<サーバ機能>
サーバの選択とコンテンツの再生



(5)DLNA対応機器間でのコンテンツ再生をコントロール<コントロール機能>
(3)の左側画面で3番目のアイコンを利用すると、 スマートフォンでコントロールしてパソコン内のコンテンツをDLNA対応機器で再生させることができます。
但し、再生を行うことができるDLNA対応機器はDLNAのレンダラー機能を備えているデジタルTVや「PowerDVD 12/13 Ultra」 をインストールしてあるパソコンなどです。

このアイコンをタップすると、以下の左側画面のように再生させる機器が表示されるので、 希望の機器を選ぶと右側画面のようにスマートフォンで再生操作を行うことができます。

DLNA対応機器の選択(左側)とスマートフォンによる再生操作(右側)
レンダラー機器の選択 矢印 再生をスマートフォンでコントロール



(6)スマートフォン内のコンテンツをDLNA機器で再生させる<プッシュ機能>
(1)の右側画面のようにスマートフォン内のコンテンツを表示した時に、いずれかのサムネイルを長押しすると、 以下の左側画面のように下部に6つのアイコンが表示されます。
この中から中央下のアイコンをタップすると、右側画面のようにDLNA対応機器(レンダラー機能搭載)で再生させることができます。

スマートフォンで撮影した動画をDLNA対応機器で再生させる
撮影動画のプッシュ操作 矢印 再生をスマートフォンでコントロール




PowerDVD Remoteの特徴と使い方

「PowerDVD Remote」は、パソコンにインストールされている「PowerDVD 12/13」 をスマートフォンでリモートコントロールできるアプリです。
ブレーレイディスクやDVDの再生・停止などの各種操作や、 パソコン内の動画・音楽・画像の再生・停止などをスマートフォンの画面上でリモート操作することができます。

「PowerDVD Remote」をスマートフォンにインストールして起動すると最初にパスコードの入力が要求されます。
そこで、「PowerDVD 12/13」のメニュー画面に表示される『デバイス』の中の『PowerDVD Remote』をクリックすると、 画面内にパスコードが表示されるので、これを「PowerDVD Remote」に入力します。
続いて、リモートコントロールするサーバー(パソコン)を選択する画面(以下の左側の画面)が表示されますので、 この画面から各操作を開始します。
パスコードの入力は最初に一度だけ行なっておけば、次からはこの画面がすぐに表示されます。

「PowerDVD Remote」の操作手順

(1)コントロールするパソコンとモジュール(メディア)の選択
「PowerDVD Remote」を起動すると、「PowerDVD 12/13」がインストールされているパソコンを選択するための画面(下の左側)が表示されます。
この画面で希望のパソコンを選ぶと、そのパソコンのモジュール(メディア)を選択するための画面(下の右側)が表示されます。

パソコン(サーバー)の選択画面とモジュール(メディア)の選択画面
パソコン(サーバー)の選択画面 矢印 モジュール(メディア)の選択画面


(2)2つ操作画面でパソコンをリモートコントロール
上の右側画面で、パソコンのいずれかのモジュール(メディア)を選ぶと、 ディスク・動画・音楽・画像等の再生や停止などをコントロールするための画面(以下の左側)が表示されますので、 スマートフォンを用いてパソコン内コンテンツのリモート操作が行えます。

また、この画面の右下の「タッチパッド」をタップすると、右側の画面のようなタッチパッドの画面に切り換えることができます。
この画面では、パソコンのマウスポインターをリモートで動かすことができますので、「PowerDVD 12/13」の操作だけでなく、 マウスで行える操作は全てスマートフォンで行えるようになります。

上記の『PowerDVD 12/13とスマートフォンの連携(接続・通信方法)』の項目で紹介しました『(2)テザリングを利用したアドホック接続』 を利用すると、パソコンとスマートフォンだけを使って通信できるので、ホームネットワーク環境が無くても「PowerDVD Remote」 の機能を活用できます。
例えば、「PowerDVD 12/13」をインストールしてあるノートPCなどをHDMIケーブルを用いて大画面のデジタルTVに接続して、 ノートPCの画面をデジタルTVで表示するようにしておくと、このTV画面の操作(パソコンの操作)をスマートフォンだけで行えるので大変便利です。

コントロール画面で操作(左画面)、あるいは、タッチパッドで操作(右画面)
コントロール画面 ←→ タッチパッド画面



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