ソフトウェアの教えて!回答集
- 疑問解決&ノウハウ -
ホームネットワーク(家庭内LAN)に接続されたデジタル家電や周辺機器、モバイル機器(スマートフォン・タブレット)、
ゲーム機などをパソコンと連携して利用するには、使用目的に応じたソフトウェアをパソコンにインストールしておく必要があります。
パソコンと他の機器との連携としては、
- パソコン内の動画・画像(写真)・音楽などをデジタルTVやスマートフォン等で再生する
- デジタルTVやBDレコーダーで録画したデジタル放送をパソコンで視聴する
- NASや他のPCに保存した放送・動画・画像・音楽等をパソコンで再生する
などを始めとして様々なケースがありますが、必要なアプリケーションソフトは各ケースによって異なってきます。
また、インターネットの動画共有サイトから動画をダウンロードするするためのソフトや、動画を再生するためのソフト、 動画のファイル形式(フォーマット)を変換するソフトなど、パソコン内の用意しておくと便利なソフトウェアもあります。
上記した以外にも様々な使い方がありますが、パソコンに予めインストールされているソフトウェアでは不十分な場合が多いので、 別に専用のソフトウェアを入手してこれを利用することになります。
以下では、利用目的に応じてどのようなソフトウェアが必要になるか、どのように使用すればよいか等について紹介していきます。
なお、掲載内容は順次追加や更新を行なっていきます。
・デジタル家電の教えて!回答集
・スマートフォンの教えて!回答集
以下のページを現在準備中です。
・デジタル放送の教えて!回答集
・パソコンの教えて!回答集
・周辺機器の教えて!回答集
・ゲーム機の教えて!回答集
・ホームネットワーク構築の教えて!回答集
ソフトウェアに関する疑問点や問題点の主なものを取り上げて紹介していますが、 その他については下記のメールアドレスまでお知らせいただければ対応させていただきます。 (無料相談を受け付けています)
info@lanhome.co.jp
ソフトウェアの教えて!回答集
(1)パソコンと他の機器を連携させるソフトウェア -DLNA対応ソフトウェア-
ホームネットワークに接続されている機器間で放送番組や動画・画像・音楽等のコンテンツを利用しあうには、
各機器が機器間相互接続方式に対応している必要があり、その代表的な(標準的な)方式がDLNA(Digital Living Network Alliance)です。
DLNAの機能には、
の4種類がありますが、デジタル機器やソフトウェアはこれらの一部にしか対応していない場合がありますので注意してください。 また、デジタル放送コンテンツを扱う場合は、DLNAのほかに著作権保護方式のDTCP-IPにも対応している必要があります。
DLNAの詳細については、 |
(2)パソコン内の動画・画像・音楽を他の機器で再生するには
パソコン内に保存されている動画・画像・音楽などのコンテンツをホームネットワークに接続されたデジタルTV、ネットワークメディアプレーヤー、
スマートフォン・タブレット、ゲーム機などで再生するには、
動画・画像・音楽等を他の機器に送出するためのDLNA対応サーバーソフトがパソコンにインストールされていなければいけません。
<参考> |
(3)デジタルTVやBDレコーダーで録画したデジタル放送をパソコンで視聴するには
デジタルTVやBDレコーダーで録画したデジタル放送をホームネットワークを介してパソコンで再生・視聴するには、
DLNAと著作権保護方式DTCP-IPに対応する専用のソフトウェア(プレーヤーソフト)が必要になります。
また、録画番組をパソコンに送り出す機器もDLNAとDTCP-IPに対応している必要があり、特にDLNAのサーバー機能(DMS)を備えていなければいけません。
BDレコーダーはほとんどの製品がDMSに対応していますが、デジタルTVの場合はDMSに対応しているのは一部の機種に限られるので注意してください。
|
(4)NAS(LAN接続HDD)や他のPCに保存したコンテンツをパソコンで再生するには
NASがDLNAに対応していたり、他のパソコンがDLNA対応のサーバソフトを搭載していれば、
これらに保存されている動画・画像・音楽等をホームネットワークを介してパソコンで再生することができます。
多くのファイル形式に対応しているソフトウェアとしては、(3)で紹介した3つがそのまま利用できます。 これらは録画されたデジタル放送も再生できるので、いずれかを用意しておけば利用範囲が広くて便利です。 |
(5)家庭内の録画番組を外部からストリーミング再生するには
デジタルコンテンツの著作権保護方式DTCP-IPの新バージョン「DTCP+」に対応しているソフトウェアを使用すると、
デジタルTVやBDレコーダー、nasneなどで録画した放送番組をインターネットを経由して外出先などの外部からパソコンでストリーミング再生することができます。
|
(6)動画共有サイト等から動画をダウンロードできるソフトウェア
YouTube、ニコニコ動画、Daily Motionなどの動画共有サイトにアップされている動画を自分のパソコンにダウンロードして保存するには、
ダウンロード用の専用ソフトウェアが必要になります。
<注意点> |
(7)パソコン内の動画や音楽を再生するプレーヤーソフト
インターネットのコンテンツ共有サイトなどからダウンロードした動画や音楽を再生するためのプレーヤーソフトとしては様々なものがあり、
ほとんどがフリーソフト(無料)となっています。
プレーヤーソフトの詳細は、 |
(8)動画のファイル形式(フォーマット)を変換するソフトウェア
インターネット上の動画や自分で撮影した動画などには各種のファイル形式のものがあります。
これらをパソコンで再生する場合は、(6)で紹介しましたような多くのファイル形式に対応するプレーヤーソフトが利用できます。
使いやすいファイル形式変換用ソフトウェアとしては、例えば、
<参考> |
(9)ホームネットワークに接続されている機器のIPアドレスを調べるには
ホームネットワークに接続されている機器は各々が固有のIPアドレスを持っており、
有線LANルーターや無線LANルーターがIPアドレスを認識して通信できるようになっています。
デジタルTVやBDレコーダーなどはリモコンを用いて「ネットワーク設定」をチェックするとIPアドレスを調べられます。
また、NASなどの周辺機器やゲーム機なども「ネットワーク設定」でIPアドレスを調べられます。
ホームネットワークに接続されている機器のIPアドレスをまとめて調べるためのツールソフトもありますので、これを利用する方法もあります。
詳細は、 |
(10)ホームネットワークの通信プロトコルを調べるには - Wireshark -
ホームネットワークにおける通信手順やデータの内容を調べることができる代表的な解析用ソフトウェアとしてはフリーソフトの
「Wireshark」(旧名 Ethereal)があります。
Wiresharkの使い方などの詳細は、 |