PowerDVD 20 Ultraの使い方

「PowerDVD 20 Ultra」はブルーレイ/DVDの再生や、 放送番組/動画/画像(写真)/音楽等の再生を高画質・高音質で行うことができる多機能なメディアプレーヤーソフトです。
PowerDVDの新バージョンは2020年4月にCyberLink社から発売されましたが、Standard、Pro、Ultra、365の4つのエディションがあり、 365は定額制のサブスクリプションでの利用となります。 最上位のエディションのPowerDVD 20 UltraとPowerDVD 365は、複数のデバイス間で途中再生が出来るクロススクリーン機能や、 クラウドを利用した外出先からの視聴などの機能を新たに備えており、 従来バージョンが備えていたTrueTheaterなどの高画質再生機能や次世代動画形式HEVC/H.265の再生、 ロスレスオーディオへの対応など高機能なメディアプレーヤーとしての特徴は引き続き継承しています。

また、家庭のホームネットワークに接続されている機器との連携が行える機器間相互接続方式のDLNAに対応しているネットワークメディアサーバー/プレーヤー/コントローラとしても利用できます。 デジタル放送の再生については著作権保護方式DTCP-IPに対応しているので、 デジタルTVやBDレコーダーなどで録画した放送番組もホームネットワークを経由して再生することができます。

PowerDVD 20 Ultraは以下の図1のように、ホームネットワークを介してデジタル放送や動画/画像/音楽等を再生できるネットワークメディアプレーヤーとして利用でき、 更に、インターネット上のクラウドサービス(サイバーリンク クラウド)やSNSとの連携、モバイル機器との連携など多様な使い方が可能です。

図1 PowerDVD 20 Ultraと他の機器との連携

「PowerDVD 20 Ultra」と他の機器との連携

以下では、「PowerDVD 20 Ultra」の使い方として、他の機器との連携を中心に紹介していきます。

  • 高画質メディアプレーヤーの特徴
  • DLNA/DTCP-IP機能による他の機器との連携
  • スマートフォン/タブレットとの連携
  • クラウドサービスとの連携
  • SNSとの連携

なお、以下の使用例では、PowerDVD 20 Ultraと同等の機能を持つPowerDVD 365をサイバーリンク社から提供を受けて用いています。

<関連ページ>
「PowerDVD 15/14 Ultra」の使い方については、
 『PowerDVD 15/14 Ultraの使い方』 のページをご覧ください。

「PowerDVD 12/13」の使い方については、
 『PowerDVD 12、PowerDVD 13の使い方(1)-DLNAとDTCP-IPで機器連携-

「PowerDVD 12/13」とスマートフォンとの連携に関しては、
 『PowerDVD 12、PowerDVD 13の使い方(2)-スマートフォンとの連携-
のページをご覧ください。


<最新製品>
PowerDVD 20 Ultraの最新版






メディアプレーヤーとしてのPowerDVD 20 Ultraの特徴

PowerDVD 20 Ultraの画面例を図2に示しました。 機器やメディアの選択メニューが左側に表示されており、右側には選択したフォルダやコンテンツが表示されます。
PowerDVD 20 Ultraは多機能なメディアプレーヤーとして、多くの特徴を備えています。 その例の一部を以下に紹介します。

再生可能な動画コンテンツ
Ultra HD 8k映像、4k HDR映像
360度VR動画
対応動画フォーマット:AVI、MPEG、FLV、VOB、MOV、MP4、MKV

TrueTheater機能による高画質化
動画を拡大再生してもくっきりと見やすくする補正機能や、フレームを補完して滑らかな映像に補正する機能など各種の機能を備えています。
その設定画面の例を図3に示してあります。
この高画質化機能はパソコン内などに保存した動画を大画面のTVで視聴する場合に非常に効果的です。
また、新バージョンでは「TVモード」での再生が行えるようになっており、大型モニターの画面をホームシネマのように操作することが出来ます。

カレンダー表示
メディアライブラリーに登録してあるパソコン内の動画、画像(写真)を年月日で整理・分類して、カレンダー表示することができます。 画面内に表示するカレンダーのサイズは拡大することも可能です。

図2 パソコン内の動画の再生

パソコン内の動画の再生


図3 TrueTheater機能による高画質化

TrueTheater機能による高画質化




PowerDVD 20 UltraのDLNA/DTCP-IP機能

DLNA/DTCP-IP機能は、前バージョンのPowerDVD 19 Ultraに引き続いて、PowerDVD 20 Ultraでも利用することができます。

ホームネットワーク機器との連携については、下記のような全てのDLNA機能
 DMP(プレーヤー/ライアント機能)
 DMS(サーバ機能)
 DMC(コントロール機能)
 DMR(レンダラー機能)
をサポートしており、更に、デジタル放送の著作権保護方式DTCP-IPにも対応しています。

(1)DLNA対応機器の動画/画像/音楽をPowerDVD 20 Ultraで再生
  <クライアント機能>

PowerDVD 20 Ultraの画面例を以下の図4に示しましたが、左側のメニュー項目の『DLNAデバイス』をクリックすると、 PowerDVD 20 Ultraが認識しているDLNA対応のサーバ機器/ソフトが一覧表示されるので、 各々を選べば各機器内のコンテンツをホームネットワークを経由して再生することができます。 図4の画面例では、

  • ネットワークHDDレコーダー「nasne
  • ホームネットワークに接続されているパソコンのサーバソフト
  • 録画機能のあるケーブルテレビ用セットトップボックス(ケーブルテレビと表示)
  • デジタルTV(レグザ)
  • 他のパソコン

などがリストアップされています。

これらの中から、例えばnasneを選択すると、nasneに保存されているコンテンツが収納されているフォルダが図4の画面右側のように表示できます。


図4 ネットワークレコーダー(nasne)のコンテンツを再生

ネットワークレコーダー(nasne)のコンテンツを再生


(2)デジタル放送番組をPowerDVD 20 Ultraで再生
  <DTCP-IP対応クライアント機能>

PowerDVD 20 Ultraの左側メニューに表示されるサーバ機器の中から、デジタル放送番組が録画されている機器を選びます。
以下の図5では、ネットワークHDDレコーダーnasneを選んだ場合の各フォルダが画面右側に表示されています。 録画番組の再生だけでなく、「ライブチューナ」フォルダを選ぶと受信している放送をホームネットワークを経由してPowerDVD 20 Ultraでストリーム再生することもできます。

また、図6に示した画面例では、「ケーブルテレビ」と表示されているケーブルテレビ用セットトップボックスに地デジ、 BS放送、ケーブルテレビ放送などが録画されており、また、 図7ではデジタルTV(レグザ)で録画した番組が保存してありますが、 これらをパソコンで再生することができます。

図5 nasneで録画した番組の再生

nasneで録画した番組の再生


図6 セットトップボックスで録画した番組の再生

セットトップボックスで録画した番組の再生


図7 TVで録画した番組の再生

TVで録画した番組の再生


(3)DLNA対応機器でパソコンの動画/画像/音楽を再生
  <サーバ機能>

『メディアライブラリー』で登録しておいたパソコン内の動画/画像(写真)/音楽は、前述の図2のように、 動画、画像、音楽のいずれかを選ぶと一覧表示できます。
動画を選んだ場合は、動画が保存されているフォルダや動画コンテンツのサムネイルが表示されていますが、 これらの動画をホームネットワークに接続されている他のDLNA対応クライアント機器に配信することができます。

パソコン、デジタルTV、ネットワークメディアプレーヤーゲーム機など各種のクライアント機器がDLNAに対応していればパソコン内のコンテンツを認識できますが、 再生できるファイル形式はクライアント機器の特性に依存しています。




PowerDVD 20 Ultraとスマートフォン/タブレットの連携

スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器とPowerDVD 20 Ultraを連携させるアプリとして、 Android OS、iOS向けに以下のアプリが無料で提供されています。

Power Player
Power Player PowerDVD 20 Ultraをインストールしてあるパソコンの動画/画像/音楽を再生したり、モバイル機器内のコンテンツを再生することができます。
図8、図9を参照。
また、G4/G5や公衆無線LANなどを利用してサイバーリンククラウドに接続すれば、クラウドのコンテンツの再生/ダウンロードやアップロードが行えます。

PowerDVD Remote
PowerDVD Remote 「PowerDVD 20 Ultra」をインストールしてあるパソコンをリモートコントロールすることができます。 BD/DVDの再生指示や、表示されるタッチパッドを用いたマウス操作が行えます。
図10、図11を参照。


図8 Power Playerの画面

Power Playerの画面

図9 Power Playerの画面

Power Playerの画面


図10 PowerDVD Remoteの画面

PowerDVD Remoteの画面

図11 PowerDVD Remoteの画面

PowerDVD Remoteの画面




PowerDVD 20 Ultraを用いてクラウドサービスを利用

PowerDVD 20 Ultraでは、以下の図12のように、サイバーリンク社が提供しているクラウドサービス『サイバーリンク クラウド』を利用することができ、 動画や画像(写真)などのメディアファイルをクラウドにアップしたり、再生やダウンロードすることができます。
また、このクラウドサービスはモバイルアプリのPower Playerでも利用できるので、外出先などでスマートフォンで簡単にアクセスできます。

図12 クラウドサービス『サイバーリンク クラウド』の動画を再生

メディアライブラリーのコンテンツを配信




PowerDVD 20 Ultraを用いてSNSと連携

YouTube、Vimeoなどのソーシャルメディアサービスの動画や画像(写真)をPowerDVD 20 Ultraで再生することができます。
再生する際には、TrueTheater機能を利用してコンテンツを高画質化することもできます。

図13 Youtube動画の再生

YouTube動画の再生